こんどだめならちゃんと手加減なく他人に傷つけてもらえるようにする
恋人からきれいな絵本をもらいました。むずかしい本が読めなくなってしまったので、とてもうれしい。
どうやらこの足はちゃんと歩くことができなくなったみたい。昨日は階段を三度連続で踏み外し、今日は今日とて京都駅ですっころび、買ったばかりの秋物のお洋服たちと白い日傘を遠くへ飛ばしました。すべすべでふわふわのお洋服はアスファルトに落ちるととた…
現状は、六階ビルの屋上で泣いて、とどまって、こんどこそきちんと薬飲みますってやくそくしての病院通いです。
もっかいね、ブログ書こうかなあって。140文字じゃね、足りないと思うようになってきた。
生きてるよ。こんな日記はもうやめてしまった方がいいのかもしれません。きれいに綴った過去に帰れると思うとわたしはきっとだめになってしまう。
センター試験も終え、憧れの東京の大学に前期の願書を出しました。
きゆう、まち、にせのこ、よいこ、もしくは、こ、やみはきゆ、ひとめみた、なか、したたかなかた、たしかなたみ、めとひ、ゆきはみやこ、はくしもこいよ、このせに、ち、まうゆき 杞憂、街、偽の子、良い子、もしくは子、闇は消ゆ、一目見た、中、したたかな…
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今日のお月様はきれいで、わたしはほんとうに馬鹿で、地元にいる人あいうえお順にメイル送りました。自転車立ち漕ぎしました。半額のお惣菜とモロヘイヤと鳥ガラスープの粉末と殺人的重さの予備校鞄を積んで。揚げ出し豆腐のおつゆを気にしながら、空よとま…
台所兼リビングを掃除しながら、食器やらゴミやらでこんもりした食卓台の上に、源氏名のママに宛てられた色紙を見つける。メイル、ちせは空が海みたいだってぽろっとこぼしてしまったんだけどね。そのときのちせの状態、あなたは想像出来まい!昔なら、こん…
抗鬱剤なんて必要なのかな。へんなの。
え? 持ってるけど だっておれ薬局でバイトしてたもん そんなんどっちも買いにくるって 予備校のエレベーターの中、ひどい通話にうつむいて。逃げるように街に服買いに行ったら、高校時代によくしてくれた男の子に会いました。元気そうでよかったって。ちせ…
今年も街はお祭りで。去年は男の子と歩いた道をひとりで歩く。安いピンクの下着を買いました。不思議の国のアリスの格好したちっちゃいこがいっぱいいてかわいかったよ。毎日とても疲れている。一日が終わっても思い出すことがあまりありません。
病院に通いはじめました。ハッピーな名前のお薬を飲みます。
元恋人とひさびさに会いました。彼女とこっち来てるってことを自分から告げなかったり、宿に彼女置いてちせに会ったり、やることなすことなんだかとても不誠実で。やっぱりね。ひとを傷つけるのはビョーキじゃないよ。脳みその出す汁の事情は知らんけど、し…
ちせの求めてたのは余命宣告だけど、七年間やってきたのは延命治療。だいじょうぶ、もうじき終わるって自らが自らに下す苦しみでちせは生き延びて、もうすぐ十九歳のお誕生日を迎えそうです。
ちせが望む永遠。きゃは。
あなたたちが望む、ちせの秘密ってなに
ちせはあなたたちのことを知りたくない。秘密を共有することで傷口を擦り合わせることで親しくなろうとするの? ちせの秘密?
「ちせちゃんがなにを考えてるのか知りたい」いろんな人に言われた。すきなひとにもきらいなひとにもどうでもいいひとにも肉親にも会って三日くらいのひとにも。
深夜思い立った掃除 ベッドの隅に落ちてたハンカチを洗面所に放り投げたらふわっでなくびゅって飛んだの わたしは案外元気です
来世や生まれ変わりが信じられたのは 命の回転が早かったから
いつのまにか悲しくても泣けない
お腹に手をあてるととくとくする。わたしには赤ちゃんがいるのです!とちまっこいちせちゃんは信じていた。
歯垢ってマカダミアナッツのにおいがする
中原中也の誕生日 ちせ忘れていた かんぺきに忘れていた おめでとうございます 空の下の朗読会参加したかったです だいすきです
忘れてた 忘れてた 今日は大事な日
ってかアマゾンで頼めばよかったんじゃない? ちせのばか 明日キャンセルきくかなあ
手紙魔まみの予約をお願いしたら「お取り寄せに最長二週間かかります」って言われて、くねくねしながらえーとか言ってたら、隣のレジでせんせいがお会計していました。携帯を東ティモールに落としたって非日常すぎて笑いが止まらなかった。なにそれ。