あるく四万円おんな

かれしかのじょになったらお洋服脱ぐんだよ とゆさぶりたい きっと世間が浮かれてる夏にお部屋にひとりこもるからおもいではいつもにましてきれいなんです しかしちせの上気した頬は奮発して買ったブルジョアチークでのつくりこみ かがやかしい未来はとりあえず据え置き 進路の話をすればいいわけで 六年前をなぞるわたしが変わっていないようにみえるのはそう思わせたい努力のたまもの